合併症を伴いやすい疾病もあります

インフルエンザ

寒い時期に流行し、39度以上の高熱が出ることが多く、頭痛、だるさ、筋肉痛、関節痛などの全身症状が強く現れるのも特徴です。抵抗力の弱い乳児の場合は、気管支炎、肺炎、中耳炎、脳症などの合併症に注意が必要です。

発熱やだるさが急に現れた場合には、早命に医療機関を受診しましょう。1歳以上なら、抗インフルエンザウイルス薬も処方されます。ご家庭に乳児がいる場合には、ウイルスが家族に感染しないように、全員が予防接種を受けておくことが大切です。

家庭では、安静にすることが第一です。快適に過ごせるように、暖房の温度調整をおこなったり、適度に加湿をしたりしながら、ゆっくり休ませます。発熱は水分を奪うので、こまめな水分補給も忘れないようにします。

食事は、子供の好きなもので、消化がよく食べやすいものを与えます。赤ちゃんなら、母乳やミルクを欲しがるだけ与えて大丈夫です。急に元気がなくなったり、嘔吐をくり貸す、席で眠れないなどの症状が現れた場合には、ためらわず再度受信するようにします。

風邪症候群

いわゆる「かぜ」と呼んでいるもので、鼻や喉などに急性の炎症が起こった状態です。私達の生活の中で最も身近な(?)病気で、子供が熱を出して医療機関を受診する80%はこのかぜによるものといわれています。

鼻水、鼻づまり、喉の痛み、咳、痰、発熱、嘔吐、下痢に至るまで様々な症状を引き起こしますが、原因の大半はウイルスで、その数は800種類以上にも上ります。

病院の治療では、症状を緩和して、それ以上の悪化を防ぐため、それぞれの症状に合わせた薬が処方されます。肺炎や中耳炎などの合併症が懸念される場合は、予防のため抗菌薬が処方されることもあります。

家庭で気をつけることは、発熱や汗で失われた水分を補給してあげることです。水が白湯が一般的ですが、下痢の症状が現れていなければ、柑橘系のジュースなどでも問題ありません。

風邪だからといって、無理やり食べさせることはせずに、水分さえキチンと摂取していれば大丈夫です。室内は、快適な温度を保ちながら、加湿で空気の乾燥を防ぎましょう。

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