手洗いの慣行が予防の第一歩

結膜炎(急性・流行性・アレルギー性)

細菌やウイルス、アレルギーなどが原因で結膜に炎症が起きる急性結膜炎は、目が少し赤くなる程度のものから、瞼がパンパンに腫れあがるものまで程度は様々です。

アデノウイルスが原因の流行性角結膜炎になると、目を開けることが困難なほどの目やに、充血、瞼の腫れ、重症のものになると発熱も伴います。結膜がアレルゲンに強く反応するために起こるアレルギー性の場合は、痒みが強く涙が出てきます。

眼科の診察では、タイプに合わせて抗菌薬、消炎薬、抗アレルギー薬などの点眼薬が処方されます。雑菌のついた手で目を擦ると細菌に感染するので、小さい子供には手洗いの習慣づけをすることが大切です。

流行性角結膜炎は、感染力が強いので、目に触れた手や指は石鹸でよく洗い流すようにします。感染者と他の家族はタオルや洗面具を共有しないようにしましょう。

アレルギー性の場合は、花粉などの空気中に浮遊したアレルゲンで発症することが多いので、飛散が多い時期の外出にはマスクなどの対策が必要です。

逆さ睫毛

通常は外側に向けて生えるまつ毛が内側を向いている状態で、成人よりも赤ちゃんに多く見られます。まつ毛が目に触れるので気になって目を擦ったり、涙が出たり、目やにが出たりします。

ただし、赤ちゃんの睫毛は細くて柔らかいので、黒目を傷つけるようなことは通常ありません。多くは2歳前後で自然に治っていくので、特別な治療は必要ありませんが、症状が酷い場合には、角膜を保護するために眼科医が、抗菌薬入りの点眼薬を処方することもあります。

目やにが出るときは、水道水か生理的食塩水にティッシュや脱脂綿を浸して、そっと拭き取ってあげます。汚れた手で触れると、細菌感染を起こして結膜炎になることがあるので、手は石鹸で綺麗に洗います。

まつ毛を抜いたり、先端を切ったりすると、逆に結膜をいためてしまうことがあるので、自己流で処理するのは止めて、どうしても子供が目を気にするようだったら、眼科を受診しましょう。

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